BIB充填ライン

BIB容器をボックストレーにセットすることで「充填→キャップ→箱詰め」まで自動で行います。

ポンプ搭載しており、充填速度を調整することで、泡立つ液でも泡立ち無く充填可能です。
ロードセルで計量しながら充填しますので、高精度で充填出来ます。

自動で内袋を段ボールへ充填します。

また、段ボール充填部は充填→キャッパー部と縁切りされておりますので、段ボール欠片が製品に混入するリスクを低減出来ます。

充填ライン・フロー
  • トレーにBIB容器をセットします。
  • トレーが移動し、充填部手前でBIB容器をクリーンエアーにより膨らまします。その後、充填部にて充填します。
  • キャッパーにて設定トルクにてキャップを行います。キャップは自動で供給されます。
  • BIB容器をボックストレーより取り出し、製函機より搬送された段ボールに箱詰めします。
    箱詰め後にキャップ部分を押し込みます。
  • 箱詰めされた容器は封函機に搬送されます。
    空のボックストレーはBIB容器をセットするコンベヤまでリターンします。
  • トレーサビリティ

    トレーに取り付けたバーコードにより、製品1つ1つの情報を管理することが可能です。
    風袋重量、充填重量、キャップトルク、キャップ写真データ(異常確認)など製品情報から検査機器の情報などを紐づけして管理します。
    段ボールに印字などで固有番号を割り振ることで、個々の製品についてトレーサビリティが可能となります。

  • アンキャップ→充填→キャップ

    キャップされた状態のBIB容器供給し「アンキャップ→充填→キャップ」を充填ブース内で行います。
    容器の中が外気に触れる時間を少なくすることで、異物混入リスクを低減します。

    注1: 充填部、キャッパー部の設計変更が必要です。
    注2: キャップされた容器を供給する必要があります。
    ※詳細はお問合せ下さい。

  • 分離された段ボール箱詰め部

    充填・キャップした後に内袋を段ボールへ箱詰めします。
    段ボール投入部を充填部から切り放すことで、段ボールからでる粉塵などが、製品液に混入するリスクを低減します。

  • キャッパー部カメラ

    キャップの状態を撮影し判定します。
    締め付けトルクの判定だけでは判別できなかった不良製品の検出が可能となります。